七日目

やらかした。

今朝は早起きをしたため、散歩に出かける。雪もやんで気持ちのいいくらいの青空だ。

歩いていると昨日見かけなかったワシがいた。
話しかけると、教えたオヤツ！と語尾のみかんを両方使っていた。カオス。

彼はもうそっとして置くとして、歩いていると話しかけられた。
よりにもよってワシにプレゼントを届けてくれとのこと。
お前ら、人に頼らず自分で行けと。任せるなと。

仕方なく届けにいくと目の前で開けだした。外でプレゼントを開けるのは毎度どうかと思いながら見ているが……。


出てきたのは「男子用トイレ」


どうやらワシは村長以外からも快く思われてないのかもしれない。


しかし当のご本人、自分の好みだ！いいセンスだ！と喜んでいた。


もう、コイツだめだわ。



そういえばまた新しい住民が来たというので会いに行った。
ジュリーという名前の……サル？マンドリル？よくわからない。

語尾がウケるー、だった。恐らく女子高生崩れかなんかだろう。
とりあえず早朝からイラっとした。


帰り道UMAが落ち着いた雰囲気の言葉を教えてくれ！と頼んできたので顔を見ながら「ムフフ……」で良いんじゃないか？その顔でいうとおまわりさん呼ばれるレベルだし、と思いながら伝えた。

夜、商店街で彼に会うと「ムフフ……」と言い出し、語尾に「ヒュー」と言ってた。
不思議なクスリ飲まされてのかもしれない、けっほけっほ。


工事をしていたところは園芸店だった。覗いたがあまりピンとくるものもなくすぐに立ち去った。


昨日大暴れした南の島へ行ったら更地のままだった。

調べてみたら放置してても元に戻らないと言う事。
仕方なく復興作業を開始した。

これで数日すれば元の楽園に戻るだろう。
やはり迂闊な行動はしてはいけないと、学んだ一日だった。